フォトウェディングは、屋外で撮影する「ロケーション撮影」が選ばれることが多いため、当日の天候がとても重要になります。多くの人は晴れた日の撮影を望んでいますが、当日の天気が実際にどうなるかは誰にもわかりませんし、雨になってしまうことも当然あるでしょう。しかし、それで撮影を中止するわけにもいかないため、フォトスタジオのほうも、ちゃんと対応策を考えているケースが多いと言えます。
実際にどんな対応策があるのかというと、「雨でも対応できるスタジオ撮影に変更される」ということが1つ目に挙げられます。スタジオ撮影だと、屋外のような雰囲気は出せませんが、さまざまな背景やセットを用意しているスタジオならそれなりに満足できる写真が撮れるかもしれません。
2つ目に挙げられる対応策は、「晴れの日になるまで撮影日を延期する」ということです。この方法なら、晴れの日に撮影することが可能になりますが、天候によっては再延長や再々延長をしなければならないこともあるため、なかなか撮影ができないという場合もあるでしょう。
3つ目に挙げられる対応策は、「雨というシチュエーションを活かして撮影をする」ということです。雨の天気なら、傘を使った演出が可能ですし、雨独特の幻想的な雰囲気を活かした撮影をすることもできます。ですので、雨の演出が得意なフォトスタジオであれば、雨天の撮影でも十分満足のいく写真に仕上げることも可能でしょう。
撮影当日が雨だったときの対応策は、以上の3パターンがあると言えますが、スタジオによってどんな対応策を取るかは違うので、あらかじめ確認しておくことが必要です。どうしても晴れの日に撮影したい場合は、延期するパターンを選んだほうがいいと言えますが、そうでない場合は、スタジオ撮影への変更や、雨天での撮影というパターンでもよいと言えます。こうした対応策は、契約時に決めておくケースが多いのですが、不明な場合はハッキリとさせておくようにしましょう。